く |
■グース・ネック [Goose neck] |
アイアンクラブを上から見た時にネックの曲線に丸みのある物。
がちょうの首≠フように曲がっているのでこう呼ばれるが、これは本来ウィルソン
社が1932年から持つ商標である。
【同義語】「オフセット」
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■クァイエット・ボード [Quiet board] |
『お静かにボード』参照。
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■クアドリプル・ボギー [Quadriple bogey] |
パーより4打多く打数でホールアウトする事。
「このホール何打?」と聞ける限界。
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■クェイル・ハイ [Quail high] |
クェイル(うずら)が飛ぶような高さの球を打つ事。
うずらは高く飛ぶ事が出来ない事から、低い球を意識的に打つ事を言う。風の強いテ
キサス州出身のベン・ホーガンが得意とする。
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■クォーター・ショット [Quarter shot] |
四分の一程度の力で打つショットの事。
バックスイングをフルショットの四分の一位の位置までに押さえたコントロールを重
視した打ち方であり、グリーンに近付くほど多用されるショットである。
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■クォーター・スウィング [Quarter swing] |
『クォーターショット』参照。
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■クォリファイ [Qualify] |
競技で予選を通過する事。
正確には、次に進む資格を与える意味となる。
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■クオリファイング・トーナメント [Qualifying tournament] |
日本ゴルフツアー機構が、アマチュアにもチャンスを与える競技会の事。
QTと略され、ファーストQT(一次)からファイナルQT(四次)まで(女子は三次ま
で)あり、18歳未満でもプロ一名以上の推薦があれば受験する事が出来、上位者はツ
アーへの参戦資格も与えられる。前年度にセカンドQTに出場した者やPGA会員は
一次QTは免除される。
【類義語】「Qスクール」
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■くじ |
スタートホールに備え付けられている、スタートホールの順番を決める抽選機。
鉄製に棒の下部に1〜4本の溝があり、ここを隠してくじを引く。
ビギナーはここで1番を引かないと、一日オナーを打てない事になるが、緊張する事
を理由に1番を嫌う。
上級者は余裕で「王様だ〜れっ?ぼくぅ〜?じゃ2番が4番にキスぅ〜!!」とおどけ
て見せる。
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■くず鉄(くずてつ) |
オリンピックゲームにおける特別ルール。
一番近い鉄≠ノ該当した者がパットを外した場合に、対戦者全員にポイントを払う
ルールであり、これを行う事により、必ず各ホールで何点かが動く事になる。
長い鉄パット≠ニなった場合に起きる現象である。
【同義語】「スクラップ」
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■口先シングル(くちさきしんぐる) |
言う事はプロ並みなのに実力を伴わない人。
【同義語】「左脳派」
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■クッキー・カット・バンカー [Cookie Cut bunker] |
平らな浅いバンカーの事。
クッキーの生地を型で抜いたような浅い平らなバンカーで、落ち着いた雰囲気を醸し
出すバンカーであり、日本では井上誠一が良く使用する手法である。
見た目は簡単に脱出できそうであるが、バンカーからトップボールを良く打つプレー
ヤーには苦手とされる。
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■グッショッ!!(ぐっしょっ!!) |
グッド・ショットの略。
相手の良いショットを賞賛する言葉である「グッド・ショット」を縮めた言い方。
【同義語】「ナイショッ!」
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■クラウン [Crown] |
クラブヘッドの一番高い部分の事。
ウッドクラブの場合は、流線形になっているものをストリームラインと呼ぶ。
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■クラシック・トーナメント [Classic tournament] |
伝統ある最高位の競技会の事。
欧米では、昔からのトーナメントの冠にこれを付けるが、近年では「トーナメント」
そのものを指す言葉になりつつあり、決まり等は無いので日本でも勝手に主催者が付
けるようになって来ている。
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■クラシック・バンカー [Classic bunker] |
砲台グリーンに向かって、砂面に傾斜のあるバンカーの事。
コース設計家のH.コルトが美観性を追求してデザインした、グリーン面近くまでフ
ラッシュアップしたバンカーを言う設計用語。
この手法を日本に伝えたのが彼の終身のパートナーであったC.アリソンである。
【類義語】「フラッシュサンドフェイスバンカー」
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■グラス・アイランド [Grass Island] |
バンカー内にある芝に覆われた島の事。
バンカーではないので、ソールして打つ事が出来る。
|
■グラス・バンカー [Grass bunker] |
砂の代わりに、長めの草が生えている凹地。
バンカーではないのでソールして打つ事が出来る。
|
■クラック・プレーヤー [Crack player] |
名人、一流のプレーヤーの事。
英国の古語。
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■クラチャン(くらちゃん) |
クラブチャンピオンの略。
各ゴルフ場で、メンバーのみがエントリー出来、スクラッチでその年のベストプレー
ヤーを決めるクラブ選手権で優勝した者を言う。
倉崎さんも、倉本さんも、倉嶋さんも「クラちゃん」である。
|
■クラビング [Clubing] |
打つクラブを選択する事。
残りの距離は勿論、ライや風向きや風力など、多くの条件を加味して自分で選択する
もので、同伴競技者のキャディーバッグを覗いて決めるののではない。
【類義語】「アンダークラビング」「オーバークラビング」「自分に合った番手」
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■クラブ確認 |
スタート前とラウンド終了後に、自分のキャディーバッグに入っているクラブを確認
する事。
特にラウンド終了時には、他人のクラブが紛れ込んでいる場合や、途中のホールに置
き忘れた場合があるので、自分の預けたクラブがあるかどうか本数を数える事が必要
である。
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■クラブ・ケース [Club case] |
クラブ数本を入れる物。
練習場へ行く際に、良く女性に使用される。
また、自転車や電車で練習に行く際には軽いので便利である。
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■クラブ・セッティング [Club setting] |
14本のクラブの組み合せの事。
プロは、コースによって攻め方を変えるので、コースによってキャディーバッグの中
のクラブを入れ替える。
パターも高麗芝とベント芝、また速さによって使い分ける者もいる。
当然の事ながら、ラウンドの途中で入れ替えたりする事は、通常に使用で破損した場
合に限られ、委員会の了解がなければ出来ない。
|
■倶楽部選手権(くらぶせんしゅけん) = SCGA用語 = |
年一回、その年の実力ナンバー1を決めるコンペ。
いつもは、各組のリーダーとして回っている上級者達が、その年の平均ストローク順
に組みスタートする。 ハンデは勿論、ドラコン・ニアピンも無い、純粋にストロー
クだけを争うコンペ。
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■クラブ選択(くらぶせんたく) |
ショットに使うクラブを選ぶ事。
狙う場所までの距離に、現在のスコア・風・高低差・ライの状態・障害物等の諸条件
を加味して番手を選択する。
プレーヤーが一番加味しなければならないのに、忘れている事は自分の技量≠ノ他
ならない。
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■倶楽部対抗戦(くらぶたいこうせん) = SCGA用語 = |
『インター・クラブ・マッチ』参照。
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■クラフト・マン [Craft man] |
ゴルフクラブ加工技術者の事。
各メーカーは、専門者を雇用しており、新製品の開発を行う。
トーナメントの際は、『プロサービスクラフトマン』としてサービスカーに乗り、ト
ーナメント会場で契約プロのクラブの改造や調整を行う。
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■クラブハウス [Clubhouse] |
ゴルフ場の中心となる建物。
中にはフロント・売店・ロッカールーム・食堂・浴場・洗面所等がある。
バブル期に建てられたものには、豪華さを売りにするお城のようなバブリーなものも
あった。
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■クラブ・バス [Club bus] |
ゴルフ場と最寄り駅を結ぶ無料送迎バスの事。
都心部からの主だった列車に合わせて朝夕に運行される。
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■クラブ・フェイス [Club face] |
クラブの、球を打つ側の面。
この面にある溝をスコアラインといい、溝の形等には細かい規定がある。
【対義語】「バックフェイス」
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■クラブ・ヘッド [Club head] |
ゴルフクラブのシャフトの先に付いた球を打つ部分。
軽ければ長いクラブの作製が可能になる。
体積は、形が複雑で計り難いため、水の体積を利用してCC≠ナ表す。
ゴルフ場で一番偉い人を指す言葉ではない。
【同義語】「ヘッド」
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■クラブ・ヘッド・カバー [Club head cover] |
クラブに被せるカバーの事。通称「ヘッドカバー」
クラブヘッドの保護のために使われ、ウッド系クラブを購入した際にはメーカーやク
ラブ名の刺繍が入っているのも拘わらず、ゴルフショップの店員は「カバーはサービ
スしておきます」と恩着せがましく言う。
ファッションで縫いぐるみ系を被せる者も多い。
これを世界で最初に考案したのは日本の日商岩井の創設者の高畑誠一氏であり、大正
時代のロンドン駐在中にドライバーを新調した際に、ヘッドに傷が付く事を恐れ靴下
を被せた事が始まりである。
【同義語】「ヘッド・カバー」
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■クラブ・ラック [Club rac] |
キャディーバッグを立て掛けて置く棚。
キャディーマスター室の前には、キャディーさんがあいうえお順に区別された棚に、
素早くカートに積み込み出来るようにキャディーバッグを立て掛けておく。
しかし、読み辛い名字の場合やアルファベットの場合は、キャディーさんが読めずに
適当なところに放置されている場合がある。
よめない≠ゥらと言って『や』行の棚には置かない。
|
■クラブ・レングス [Club length] |
クラブの長さの事。
1クラブレングスならクラブ1本分の長さ、2クラブレングスならクラブ2本分の長
さの事である。
但し、計測の方法には、アキュレートメソードとトラディショナルメソードの方式が
あり、JGAでは後者を計測の方法として基準としている。
|
■クラレット・ジャグ [Claret jag] |
全英オープンの優勝者へ贈られる銀製のトロフィー。
赤葡萄酒のピッチャーの意味であり、今では同じ古代ペルシャ
調のデザインのものが、ミズノオープンでも使用されている。
全英でこれが使用される前には、銀の飾りが散りばめられた赤
いモロッコ革のチャンピオンベルトを使用していたが、「三連
勝したら永久にベルトを所持できる」と言う紳士協定の中、ト
ム・モリス・Jrが1868年から三連勝して、ベルトは彼の物
になってしまった。
二本目のベルトの制作費に苦慮していたが、R&Aが、セント
アンドリュースで全英オープンを開催するという条件で、それ
までクラブ対抗戦で使用していたクラレットジャグを提供する
事になった。
|
■グランディング [Grounding] |
アドレスした際にクラブのソールが地面に触れる事。
普段はあまり使われないが、ルールで禁止されているハザード内でソールを接地させ
た場合に使われる。
|
■グランド・ゴルフ [Ground golf] |
ゴルフを模したニュースポーツ。
8ホール分のポストを立て、専用のクラブとボールでスコアを競うゴルフ風ゲームで、
ゲートボールとゴルフの中間のようなスポーツ。
1982年に鳥取県泊村で考案され、老若男女が技術をあまり必要としないニュース
ポーツとして全国に広がっており、JGGC(全日本グランド・ゴルフ協会)では、普
及指導員の育成も行っている。
ホールインの事を発祥地に敬意を表してとまり≠ニ言い、正式には『グランド・ゴ
ルフ』と、判り易いように・≠ェ入るのが特徴である。
|
■グランド・スラム [Grand slam] |
全英オープン、全米オープン、全米プロ選手権、マスターズの、4つのメジャーゲー
ム全てに優勝する事。
ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラウス、タ
イガー・ウッズが達成している。
トランプのブリッジで13組のカード全てを獲得する事であり、語源となっている。
|
■グランドスラム(ぐらんどすらむ) |
オリンピックゲームにおける特別ルール。
金・銀・銅・鉄の4枚を獲得した場合にボーナスポイント(一般には10P)が貰える
ルールであり「ダイヤモンド」はワイルドカードとして、金〜鉄のどのカードにも代
用する事が出来る。
【同義語】「サイクルヒット」「ストレート」
|
■グランドスラム = SCGA用語 = |
定例コンペ、新年杯、倶楽部選手権の、3つの会の主催するメジャーゲーム全てに優
勝する事。
N氏だけが達成している。
|
■グランドレベル・グリーン [Ground-level green] |
スルーザグリーンと同じ高さのグリーンの事。
フラットなので、転がしでグリーンに乗せる事が出来、テキサスウェッジでもアプロ
ーチの距離が合わせ易いので、難易度が低い。
|
■クリーク [Creek] |
コース内を流れる小川や溝の事。
球がここに止まった場合は、ウォーターハザードと同じ扱いとなるが、流されてOB
へ出てしまえばOBとなる。
5番ウッドもクリークだが正確にはスペルも発音も違い、そちらはCleek≠ナ
あり、コーヒーに入れるのはCreap≠ナある。
|
■クリーク [Cleek] |
5番ウッドの事。
ヘッドの形状が釣り針のような鉤型になっていたためこう呼ばれる。
英国では、4番ウッドの事をこう言い、5番ウッドをバッフィーと呼ぶ。
元々は2番アイアンの別称であった。 |
■クリーピング・タイプ [Creeping type] |
茎を横に広げて成長する型の芝。
高麗芝や野芝のような暖地系の芝に多いタイプであり、乾燥して枯れ易いので、小さ
なターフはディポットマークに戻してしまう事により新しい根の成長を妨げてしまう
事がる。大きなターフ以外は拾わずに、目土だけにした方が良い。
|
■グリーン [Green] |
パッティングするために作られた、カップを切ってある場所。
正式にはパッティンググリーン≠ニ言うが、グリーンまでの残り距離をヤード
で言うのに対し、グリーン上だけはメートル=B一般的にも、トーナメントのTV
中継でもその様に言う。
|
■グリーン・オーバー [Green over] |
打った球がグリーンを越えてしまう事。
和製英語であり、「オーバー・ザ・グリーン」が正しい。
|
■グリーン・カード [Green card] |
PGAツアーでショットに使用したクラブを記入し提出するカードの事。
緑色のカードを使用する事からこう呼ばれ、スコアカード同様に、選手やキャディー
に提出が義務付けられ、PGAツアーのスコアリングシステムに反映される事になる
が、選手やキャディー達からは、結構面倒臭いと評判が悪い。
|
■グリーン・カバー [Green cover] |
夜間、グリーンに被せるシートの事。
寒い地方のゴルフ場では、冬季の間はグリーンに夜間に霜が降りるのを防止する目的
でシートを被せる。
冬の朝には、真白い世界に四角い緑のグリーンが見える事があるが、それはシートを
外した跡である。
また、夏場でもゴルフ場がクローズの時には、芝の日焼け防止に被せる事がある。
【同義語】「グリーン・シート」
|
■グリーン・キーパー [Green's keper] |
コース内の管理を行う従業員の事。
グリーンやフェアウエイ等の芝の管理から、樹木の手入まで行う。
複数のグリーンを管理する事から、正式にはs≠ェ付くのが特徴である。
|
■グリーン・コンディション [Green condition] |
グリーンの状態の事。
刈高、やスティンプメーターでの計測による速さ、ソイルコンパクションメーターに
よる堅さ等で表示される。
【類義語】「コース・コンディション」
|
■グリーンサイド [Greenside] |
グリーンの近くの事。
遠くからは見えないバンカーや深いラフなどの罠が隠されている場合が多い。
【使用例】「グリーンサイドの羽川く〜ん!」
|
■グリーンサム [Greensome] |
二人ずつの二チームが、第一打は全員が打ち、二打目以降は良い方を交互に打ってい
く競技。
フォアサム競技は、英国では主流となっているが、この競技は米国で生まれた競技方
法ではあるが正式なルールではない。
【同義語】「変則フォアサム」
【類義語】「フォアサム」
|
■グリーン・ジャケット [Green Jacket] |
マスターズの優勝者だけが着る事を許される栄光のジャケ
ット。
元々はオーガスタナショナルのメンバーが、マスターズの
際にパトロンに対して正確な情報を提供する目的で目立つ
ようにと着始めたメンバーズジャケット。
1949年のサムスニードの優勝から、優勝者に進呈され
るようになった。
正式には「グリーン・コート」と呼ばれ、原則としてディ
フェンディングチャンピオンが着せる事となっており、貰
ってもウイナーズルームから持ち出す事は出来ない。
世間の流行は変化しても形はシングル=B
|
■クリーン・ショット [Clean shot] |
芝や砂を取らずに球だけを打つ事。
|
■グリーン・タオル [Green towel] |
ボールウォッシャーにぶら下がっている緑色のタオルの事。
ボール・ウォッシャーと共に100枚単位で購入するため、どのゴルフ場も緑色なの
が特徴。他のどんなタオルでも充分に対応できるため、二度目を購入するゴルフ場は
少ない。
|
■グリーン・バンカー [Green bunker] |
グリーンの周囲に配されたバンカーの事。
【同義語】「ガードバンカー」
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■グリーン・フィ [Green fee] |
ゴルファーが支払う、その日のゴルフ場使用料の事。
第一打を打った時点で発生するので、途中で中断しても返却されない。反面、1.5
Rプレーしても、通常は1.5倍にはならない。
最近では、不況による客数の低下により、これの値引き合戦が激しい。
【類義語】「メンバー・フィ」「ビジター・フィ」
|
■グリーン・フォーク [Green fork] |
グリーン上に付いたボール跡を直すための道具。
キャメロンがパターを売り出した際に販促グッズとして世に出た。
ゴルファーたるもの、ラウンド中は必ず所持していなければならない。最低でも自分
のボールがグリーンに付けたボール跡は自分で直しましょう。ゴルフ場のマスター室
前に置いてある場合もあるが、オリジナルで購入するとお洒落。
なお、グリーン上で直していいのはボール跡だけで、スパイクマークは直してはいけ
ないので注意しましょう。
【同義語】「ディポットフォーク」
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■グリーン周り(ぐりーんまわり) |
グリーンの周囲の事。
アプローチでグリーンを狙える、エッジ・カラー・花道・ラフ・バンカー等の事。
【同義語】「グリーンサイド」
【使用例】「羽川君はグリーン周りでレポートちてるのかな?(I.青木)」
|
■グリーン・モア [Green mower] |
芝を刈るモアの内、グリーンを専門に刈る物の事。
芝は常に成長するので、毎日早朝より、プレーヤーがラウンドする前に仕上げなくて
はいけない。
刈った芝を集めるスイーパーとセットで動く事が多い。
|
■グリップ [Grip] |
@クラブを握る行為の事。
Aクラブの握りの部分の事。
材質はレザーやゴム、コードバン等があり、それぞれの利点がある。
|
■グリップ・エンド [Grip end] |
クラブのグリップ部分の一番手前部分を言う和製英語であり欧米で使われる事はない
が、日本では縁の輪郭線までの事を言い、頂点にある膨らみ部分は含まない。
|
■グリップ・カッター [Grip cutter] |
グリップ交換の際に古いグリップを外すためのカッターナイフ。
ハサミや普通のカッターでも代用できるが、専用のこれは刃の先がフック状になって
いる事で、シャフトに傷を付け難いので便利。
【豆知識】古いグリップはドライヤー等で温めて柔らかくしてから切ると比較的楽に
切れる。
|
■クリネックス・ショット [Cleanex shot] |
ティッシュペーパーのクリネックスに因んで、柔らかくフワッとしたアプローチショ
ットの事を言う和製英語。
【類義語】「スコッティーショット」
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■グルーブ [Groove] |
クラブフェイスの溝の事。
JGAのゴルフ規則には「溝」と表現されており、ボールの回転に多大な影響がある
のでパター以外のウッドやアイアンは、図面入りで厳しく規定されている。
|
■グレート・ショット [Great shot] |
ナイスショット事。
「ナイスショット」は和製英語であり、本来は「グッドショット」である。これは「
グッドショット」よりも良い素晴らしいショットを賞賛する言葉である。
それ以上に賞賛する場合は「You are man!!」
【同義語】「グッショッ」
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■クレーム [Claim] |
同伴競技者のプレーについて異議を申し付ける事。
相手の反則行為について規則に準じて抗議を申し出る事であり、最終的には競技委員
が裁定する事となる。
【同義語】「それ、おかしいんじゃない?」
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■グレイン [Grain] |
芝目の事。
芝生は、山からの風・水の流れ・日光の影響で、一定方向へ育つ性質を持っているの
で、周りの高い山や池の位置を知る事で、おおよその目を知る事ができる。
|
■クレジット・カード [Credit card] |
現金が無くてもゴルフへ行ける不思議なカード。
信用の範囲内で、使った金額を後払いできる便利なカードで、分割払いやボーナス払
いにする事ができるが、いい気になって使うと後で泣く羽目になる。
キャッシングしてまでゴルフに行くのは止めましょう。
また、使用する前に有効期限が切れていないか確かめておかないと、フロントで大恥
を掻く事になるので注意が必要である。O氏は某ゴルフ場でこれをやってしまい、近
くにいたM氏とN氏は他人の顔をしてO氏から離れていった。
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■クレデンシャル [Credential] |
入場章・認証の事。
取材を認める許可証の事で、信用を証明するものとして、トーナメントを取材するメ
ディア等は主催者に対しこれの発行を求め、これを所持していないと取材をする事が
出来ない。
これさえ付けていれば、ギャラリーロープ内での撮影が許される。
【豆知識】クレデンシャルを付けたカメラマンは通常トーナメントではギャラリーロ
ープ内で自由に撮影する事が許されるが、マスターズトーナメントに限っては、一般
ギャラリーと同じロープ外からしか撮影が出来ない。
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■グローイング・ツアー [Growing tour] |
『チャレンジトーナメント』参照。
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■クローズ [Close] |
ゴルフ場の決定でゴルフ場の営業をしない事。
一番多い理由としては積雪≠ェある。芝は雪が積もり易いので、少しの積雪でクロ
ーズになる。グリーンを大切にするゴルフ場は大雨でもクローズする事も。
|
■クローズ・スタンス [Close stance] |
クローズド・スタンスの事。
間違った英語として頻繁に使われる。
|
■クローズド・スタンス [Closed stance] |
スタンスした際に、飛球線と踵のラインが平行ではなく、目標に向かって閉じて構え
るスタンスの事。
インテンショナルフック等を打つ時にも用いられる。
【対義語】「オープンスタンス」
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■クローバー [Clover] |
ゴルフ場では雑草の一種。
フェアウエイやラフに群生して生えており、この中からのショットは根も絡み、フラ
イヤーも起こし易い。
球の側に四つ葉のこれを見つけても幸せは多分呼ばない。
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■グローブ [Glove] |
クラブと手の密着性を高めるためと手を保護するために手にはめる物。
買う時は必ず手にはめてみた方が良い。
【天然皮革】
汗を吸ってくれて外に放出してくれ、手にも馴染み易い反面、寿命は5ラウンド位。
【非天然皮革】
@人工皮革・・・・ポリエステルやナイロンで出来た不織物で、濡れても滑り難く手にも
フィットし易い。
A合成皮革・・・・布の上からポリウレタン等を圧着した物で、通気性に劣り手には馴染
み難い。
人相の悪い人が黒いこれをはめると完全に犯罪者である。
|
■クロウ・グリップ [Claw grip] |
パターの握り方の一つ。
左手は通常通りに握り、右手は甲が上も向くようにし、親指と人差し指で挟むように
握るグリップの方法。
右手で方向性が出せないのでブレ難い利点があり、カルカベッキアもこれでパターの
ツアー記録を作った。
【同義語】「ソウグリップ」
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■黒川工房(くろかわこうぼう) = SCGA用語 = |
K氏が自宅に持つ、クラブ製造工場の事。
そんじょそこらのプロショップは歯が立たない程の設備を持ち、日夜新作のクラブを
作り出す。
常にパーツカタログを持ち歩いており、ラウンド時にカスタムオーダーを受け付けて
くれる。今使っているクラブが合わないと感じている人は一度相談すべき。
SCGAメンバーは、グリップ交換位は実費のみで引き受けてくれる。
作って貰ったばかりのクラブを酔ったN氏に持たせると悲惨な目に逢う。
|
■クロケット・スタイル [Croquet style] |
パッティングの際にラインを跨いでパットする事。
クロケットのように、馬に跨ったスタイルの中央から押し出すようにパットする打ち
方。1974年の規則改訂により、このような打ち方は禁止となった。
|
■グロス [Gross] |
ホールアウトした、そのままのスコア。
ハンデキャップを引いたものを「ネット」と言う。
|
■クロス・ウインド [Cross wind] |
横風の事。
この風が吹いている時は、自分の持ち球や作戦によって、風にぶつけて喧嘩させる方
法と、風に乗せる方法のどちらかで対処する事となるが、一番大切なのは、この風に
よってどれだけ流されるかの計算である。
【同義語】「サイドウインド」
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■クロス・ウエイ [Cross way] |
トーナメント会場の、ギャラリーがフェアウエイを横切れる場所の事。
コース上に、白線やロープで表示されている。
選手が来ないからと言って、ここ以外の場所を横断してはいけない。
【同義語】「クロスウォーク」
|
■クロス・ウォーク [Cross wark] |
『クロスウエイ』参照。
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■クロス・アウト・ボール [Cross out ball] |
製造業者の社内検査で不合格になった球。
表面に複数の×マークを付け安値で販売されるが、その殆どがプリントミスやペイン
トミスが理由。
不適合球でなければ使用する事が出来るが、公認球リストに掲載されている球の使用
が義務付けられている競技では、公認リストに同じ球があっても×マークの球は使用
する事は出来ない。
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■クロス・バンカー [Cross bunker] |
ホールの途中にあるフェアウエイ全体や一部を横切っているバンカー。
フェアウエイのの両サイドにあるのは「フェアウエイバンカー」
|
■クロス・ハンド・グリップ [Cross hand grip] |
左右の手を逆にしたグリップ。
通常は左手に右手を添えたグリップだが、右手に左手を逆に被せる事により、手首を
使えない方向性に優れたグリップとなる。
しかし、プロでもパター以外のクラブをこれで握ってショットする人はいない。
【同義語】「リバース・ハンド・グリップ」
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